私の好きなあおもり

【オイシイあおもり@東京】世田谷代田にお店オープン フレッシュでこだわりの「青森の美味しいもの」楽しんで!

 
青森で丁寧に作られた自然栽培米やこだわりの野菜、加工品を食べてみてー。東京都世田谷区の複合施設「世田谷代田キャンパス」に4月中旬、付加価値の高い青森県産品を販売する「DAITADESICA(ダイタデシカ)フロム青森」(以下、フロム青森)がオープンしました。あいにく、コロナ禍による自粛ムードの中の船出となりましたが、気晴らしに散歩する近隣の人達に農産物の新鮮さ、品質の良さがじわじわ広がり、来店者数も増加。オープンから1カ月半を過ぎて、地域でお店の存在感が広がっています。

地方と都市、生産者と消費者をつなぐショップ

米俵が店頭に鎮座するフロム青森は、青森県内でスマート農業の先頭を走り、農音楽家Takuron(タクロン)としても活動している黒石市の農業法人「アグリーンハート」の佐藤拓郎代表取締役が都内に初めて開業したショップ。「人と物語を発信する」をコンセプトに、地方と都市、生産者と消費者をつなぎ、店舗から半径500メートルを商圏とする地域密着型のショップです。

約60平方メートルの店内には、津軽地方の14市町村を中心とした農水産品や加工品、こぎん刺しなどのほか、共同経営する同地区の道具店・ダイタデシカ、(南秀治代表)がセレクトした食卓を彩り、キッチンで役立つ商品が並んでいます。店名は、ここ「でしか」手に入らないもの、から名付けました。

 
黒石の田んぼで米作りできるプロジェクトに30組以上

佐藤代表は仲間を募って昨年7月から、東京農大のアンテナショップやオープンカレッジが入居する「世田谷代田キャンパス」(運営:小田急電鉄)で月2回、県産品を販売するマルシェを開催してきました。
*昨年の様子を、「あおもりっていいなぁ」が紹介した記事はこちら
https://aomori-iina.jp/favorite/2019/08/01/news_aomoridaitamarche/

そのマルシェに関連して佐藤代表に出会った南代表は、アグリーンハートのものづくりに共感し、今回の出店で共同経営することを決めました。黒石市に会員用の田んぼを用意し、希望者には米作りにも参加してもらう「だいたんぼクループロジェクト」には、早くも30組以上が申込んでいます。

「自然栽培」とは、無農薬、無肥料、無堆肥で育てること。「タクロンさんの自然栽培米は本当に美味しく、しかも安全。安心して食べられる青森のものを世田谷代田の人に提供したいと思いました。だいたんぼのクルーになってもらうことで、自然栽培米がどのように、どんな思いで作られているかを知ってもらいたい」と南代表。

 
フレッシュ野菜に、家飲み向けおつまみも人気

「毎週木曜日に青森からフレッシュな商品が届くので、週末は品数も豊富。自粛期間に、野菜のほか、家飲みで重宝するイカゴロ塩辛やイカの一夜干しなどはお父さんたちに人気です」と話すのは、フロム青森店長の小笠原剛さん(弘前市出身)。店内の商品は、佐藤代表がテレビ番組のレポーターとして県内各地を巡る中で知りあった「コレハ!」と思った、こだわりの作り手さんたちに出品してもらっているとのこと。それぞれの商品と作り手さんについて、小笠原店長が丁寧に説明してくださいます。

オープン時からの一番人気は佐藤代表が手塩にかけて育て、糖度が一番高い夜明け前に収穫する自然栽培のアスパラガス、その名も「ヨアケマエ」。太いものでは茎の直径が3センチにもなり、甘くジューシーな味わいが特徴です。春の最盛期はそろそろ終わるものの、「また来年を楽しみにしてもらいたい。季節や旬を感じ、意識してもらうきっかけになれば嬉しい」と小笠原店長は話します。

「自然米栽培、減農薬米など玄米で届いているので、お店でご希望の割合で精米してお渡しできます。季節に合わせて野菜や加工品の種類も変わるので、いろいろな味を楽しんでほしい」と小笠原店長。毎週金曜日に店頭でお引き渡しする食材セット(Mセット税込2,000円、Sセット税込1,000円)で、タクロンさんがセレクトした数種類の旬の野菜も楽しめます。お散歩がてら、ぜひ足を運んでみてください。

 

◆佐藤代表からひと言◆
お米の配達はもちろん、住民のみなさんが青森の食を通して”故郷”を感じていただけるような展開を考えています。青森は食材の宝庫ですがそれを知る人は都内に少ないです(笑)。だからこそ伝えたい想いが溢れています!
青森のこだわりの生産者とそこにある物語を直接繋いでお店で紹介していきますので、青森の旬の美味しいものを安く手軽に感じていただけるお店にしたいです。

 

☆DAITADESICAフロム青森☆

営業時間 11:30〜19:30
定休日  水曜日
住  所 東京都世田谷区代田3-58-7(世田谷代田駅から徒歩1分)
HP http://www.daitadesica.com
facebook https://www.facebook.com/daitadesica/

(編集長・小畑)

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