つながる青森meeting!プレゼン団体 第1次発表
2月25日(土)の あおもりっていいなぁ交流会「つながる青森meeting!」第1部で行うプレゼンをお申込みいただいた団体のうち、初期にお申込みいただいた方々の中から、先行して下記3団体の出演を決定しました。
◆在京青森わげもの会(東京都)
◆MamMum(南部町) 元南部町地域おこし協力隊 岩城美果さん
◆「田園」未来を築く会(田舎館村)
このほかにも複数のお申し込みがありますので、この中からさらに3団体程度の出演を決めたいと思います。まだまだ2月10日(金)までプレゼン申込みを受け付けてますので、我こそはという方、ぜひぜひこの機会をご活用ください!
交流会の参加もまだ受け付けております。下北のうまい魚をメインに、旬の青森食材をお楽しみいただけますよ。
以下に、出演の皆さんのご紹介です!
◆在京青森わげもの会(東京都)
りんごやにんにくだけじゃない 青森を再発見するギフト
在京青森わげもの会は、青森県出身や青森が好きという29歳以下の若者を中心にした団体です。生まれ育った土地の空気、文化、そして生産者の愛が込められたものを、自信をもって友人に薦めたい、広めたいというあふれる「青森愛」から、カタログギフト「青森県のギフト」を発売しました。
りんごやにんにくだけではない、こんな青森県があったんだ!という驚きがあるギフトカタログに仕上がっています。また、ギフトカタログの中に書かれている商品エピソード等についても、わげもの会メンバーで取材・書き起こししました。ただ商品を選ぶだけではない面白さと嬉しい発見に満ちた「青森県のギフト」について、その開発に携わった若者がアツくプレゼンします。
◆MamMum(南部町) 元南部町地域おこし協力隊 岩城美果さん
食用菊の里・南部町 加工品で産地復興目指す
南部町は江戸時代から食用菊「阿房宮(あぼうきゅう)」の産地で、10月から11月にかけて、名久井岳周辺の緩やかな傾斜地で収穫されています。干し菊として保存技術が発達し、冬場の貴重な野菜として食されてきました。しかし近年は食文化の変遷によって消費量が落ち込み、それに伴って生産量も減少してきました。
岩城さんは2013年8月に南部町に地域おこし協力隊として着任し、活動の中で食用菊に出会いました。そして菊の栽培農家のおかあさんたちと連携して、菊の漬物「菊巻き」を現代風にアレンジした「菊花漬」と、ピクルス「菊のかけら」を開発。「菊の食文化を後世に残したい」という思いを強くしました。岩城さんは協力隊の任期終了後も菊の加工品の製造を続けており、昨夏から、地元のおかあさん(Mam)と菊(Mum)に敬意を込めて、屋号を「MamMum(マムマム)」と設定。プレゼンでは「地元出身者に取組を後押ししてほしい」と訴えます。
◆「田園」未来を築く会(田舎館村)
田んぼオーナー制度で出来秋の喜び共有したい
田んぼアートの村として全国的な知名度が高まり、年間約30万人がアート目当てに訪れる田舎館村。垂柳遺跡があった弥生時代以来の「稲作文化」のPRとして始まったアートの村で、都市と農村で“出来秋の喜び”を共有する仕掛けとして2017年、田んぼオーナー制度が始まります。
米余りの時代と呼ばれる現代、稲作農家の戸数も減少。休耕田は増え、刈り取った稲を田んぼでそのまま乾燥させる、昔ながらの自然乾燥を行う光景もめっきり減りました。オーナー制度は、こうした作業風景や田んぼの様子も写真等で共有しつつ、村の農家さんが低農薬の自然乾燥で仕上げた自慢の「つがるロマン」をお送りする仕組みです。タイミングが合えば田植えや稲刈りにも参加可能。弥生時代以来の米どころ・田舎館のおいしいお米を食べながら、昔ながらの田園風景を残す取組に参加してみませんか。