青森県は本年度から、首都圏に住む青森県出身者や青森ファンのうち、職業や趣味などの実用的で専門性の高い知識やスキルをもつ人財を「つながる青森人財」として登録し、地域の資源を生かした生業づくりに派遣して、助言・指導する取組を始めています。

 

「つながる青森人財」の記念すべき派遣第一号が、平成28年11月14日（月）に青森県今別町にて実施されました。

依頼主は、今別町袰月（ほろづき）地区で宿泊施設「海峡の家ほろづき」の管理・運営や体験プログラム開発等を行っている、袰月舎利浜（しゃりはま）研究会の皆さん。

藩政時代に北海道の松前藩主が参勤交代で通ったことから「松前街道」と呼ばれている古道をトレイルルートとして開拓するため、助言をいただきたいとのご相談でした。

このご依頼に対し、つながる青森人財の中から、エコツーリズムやグリーンツーリズム等の観光コンテンツづくりに詳しい、(株)ジェイ・ファイン代表取締役の木谷敏雄さん（青森市出身）を派遣し、トレイルコースとして想定されているコースを実際に歩きながら検証を行いました。

 

 

検証の結果、以下のような方向性が示されました。

・拠点となる「海峡の家ほろづき」に滞在してもらいながら、松前街道を切り口とした体験プログラムを提供する

・海や山などを活かしたヘルスツーリズム（タラソテラピー、森林セラピー等）の展開

 

舎利浜研究会の皆さんは、今回のアドバイスをもとに、これからも検討を進めていきたいとのことでした。

（編集部Y)

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「つながる青森人財」はまだまだ派遣先を募集中です。

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