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【あおもりニュース@青森】苦境に立つ独立系映画館を助けて!クラウドファンディングで支援呼びかけ

3月から続く自粛生活はエンターテインメント業界にも大きな影響を及ぼしており、青森県内の映画館も苦境に立たされています。青森市の「青森松竹アムゼ」、つがる市の「シネマヴィレッジ8」を運営する「シネマセンター」(青森市)は、4月中旬以降、自粛休館していることで存続が危ぶまれる厳しい状況に面しています。シネマセンターの野村央社長は「数少なくなった地元資本の映画館として、青森から映画の灯を消したくない」との思いでクラウドファンディング(CF)を実施し、支援をお願いしています。

 

【シアター救出大作戦〜コロナに負けるな!!〜】
https://camp-fire.jp/projects/view/268202

 

CFは6月17日(水)までに、2,000万円を目標金額として実施しています。

「あおもりっていいなぁ」編集部に、CFを立ち上げた野村社長の息子さんである野村亮さんからプロジェクトの説明と、支援や情報拡散をお願いするメッセージが届いたので、ご紹介します。
↓↓↓

「あおもりっていいなぁ」をご覧の皆様

初めまして、野村亮と申します。
八戸市生まれ(〜6歳)、青森市育ち(〜18歳)、現在は東京都在住です。
今年は八戸三社大祭が規模縮小、青森ねぶた祭が中止となり残念ですが、
ともに、毎年帰省して参加しております。
皆様もコロナ禍で大変な思いをされている中、恐縮ですが…
ご覧の皆様にお願いがあり投稿致します。

イラストレーター・佐々木慧さんが、野村さん(右)と、創業以来、上映を担当している映写技師・山田さんを描いたイラストを「情報拡散に使って」と提供しています

私の父が地元青森で経営している映画館がコロナ禍で倒産の危機に瀕しております。
青森松竹アムゼ(青森市)と、シネマヴィレッジ8(つがる市)です。
今や全国でも数少ない地元資本の映画館です。
青森から映画文化の灯火を消したくない一心でクラウドファンディングを立ち上げ、支援を募っております。
私も東京からサポートしています。
ご賛同いただける方は、サイトを通じたご支援、Facebookでのシェア、twitter等SNSでの情報拡散にご協力いただけませんでしょうか。

父は、八戸市長横町にあった旧八戸松竹でキャリアをスタートして以来、業界40年。
1997年に青森市古川の旧青森松竹を引き継ぐ形で独立しました。
以来、青森松竹アムゼとして市民と共に歩み、2003年にはつがる市に於いて、個人経営での県内唯一のシネコンであるシネマヴィレッジ8を構えました。
約25年にわたり、地元青森の人々と共に歩んできました。

この映画館を、何としても残したいのです。

CFのリターン(返礼品)は、コロナ禍終息後に使っていただける「ミライのチケット」などです。
有効期間は「あなたが観に来るその日まで」としているので、全国から観光等で青森へ来た際に使って頂くこともできます。
今年は中止となってしまった日本の火祭り「青森ねぶた祭り」をお届けすべく、
青森市が誇る第5代ねぶた名人・千葉作龍氏のねぶた下絵(ねぶた製作に用いる設計図)のレプリカなども用意しております。
何卒、青森の皆様の力を貸してください。
よろしくお願いします。

 

***** 引用ここまで

CFで寄せられた資金は、両映画館再開までのスタッフ20数人の人件費や光熱費、店舗賃料などの運営資金に充てる予定。リターンには、「ミライのチケット」「鑑賞パスポート」「貸し切りシアター」「特別興行優先割当権利」「シアター命名権」の5種類のほか、第5代ねぶた名人・千葉作龍氏が製作した「ねぶた下絵」のレプリカを用意しています。

CFには、スタジオジブリの鈴木敏夫さんをはじめ、映画監督、俳優、映画プロデューサーなど、両映画館とご縁があった映画関係者の方々から熱い応援メッセージが届いており、映画館が大切な場所として愛されていることが伝わってきます。

詳しくは、CFサイトをご覧ください。

【シアター救出大作戦〜コロナに負けるな!!〜】
https://camp-fire.jp/projects/view/268202

Twitterアカウントは、こちら↓↓↓
青森松竹アムゼ ほぼ公式 応援アカウント:@moulinchan
シネマヴィレッジ8公式:@cinemavillage8

(編集部・小畑)

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