青森県民がこよなく愛し、必ず一度は口にしたことがあるであろうローカルフードの雄・工藤パン。近年ではテレビで紹介され、つい先日ご紹介した太宰治誕生110周年記念のコラボ商品など、県民以外にも人気急上昇中のご当地パンです。

 

どうしても看板商品のイギリストーストが注目されがちですが、青森県出身者の皆さんには青春時代を共に過ごしたほかの商品があるのではないでしょうか。

 

その中でも、コアなファンが愛してやまない、隠れた名品のうちの一つを、青森にＵターンして1年のアラサー男子が独断と偏見でご紹介します！

 

知る人ぞ知る、地味にすごいやつ

 

私の青春時代はこの「チョコスプレー」とともにありました。ドーナツ状のパンにチョコのアイシングがかかっており、さらにチョコスプレーがまんべんなく乗っかっている、一見どこにでもありそうな見た目。でも、１つ特筆すべきポイントがあるのです。

 

それは「圧倒的なチョコ感」。

 

それはまさに、背徳の味

 

一口頬張ると、ガツンと舌に直撃するチョコ味。

 

しっかりとしたチョコの風味や甘さが口いっぱいに広がり、口の中はまさにチョコ一色。

かつてこれほどまでにチョコが主張してくる食べものがあっただろうか。

 

部活のあとや勉強の合間に、絶対に欠かせない糖分。甘いものは食べたいけど、お菓子じゃ何だか物足りないし、お金もそんなにかけられない。

 

そんな甘党欲張り男子を満たしてくれるのは、1個125円(税抜)で買えるチョコスプレーなのでした。

 

濃い味好きな青森県民の舌を満足させる超濃厚な味わいは、まさに背徳の味。甘いものを思い切り食べたい方はもちろん、通好みのご当地名物をお探しの方、ひねりのきいたお土産が欲しい方にもおすすめです。

 

ちなみに食べるときは、口の周りや歯にチョコがついてしまうので、外出先ではなく家に帰ってから召し上がっていただくことをおすすめします。

 

青森成分強めな読者の皆さん、あなたが青春を共に歩んだ工藤パン商品は何でしたか？

 

（五所川原市地域おこし協力隊　山下　貴）