私の好きなあおもり

【オイシイあおもり】012. 東京・丸の内のレストラン「ロゼット」で十和田食材によるゴージャス&華やかフレンチに脱帽

先日、東京駅に近いセンチュリーコート丸の内にあるレストラン「ロゼット」にて、十和田食材をふんだんに使ったフレンチのランチをいただきました。

残念ながら期間限定のメニューで2月中に終了していますが、県産食材のゴージャスなお料理への“変身”ぶりが見事だったので、ご紹介します。
http://www.century-court.com/restaurant/rosette/

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石造りで重厚な趣の国重要文化財・明治生命館の地下にあるロゼットは、「質の高い国産食材を使うことにこだわった、フランス料理を堪能できるお店」として知られています。フロントにコートを預けてレストランに入ると、上品な赤を基調とした落ち着いたダイニングで、レディやマダム達が優雅にランチを楽しんでいました。

ウェルカムドリンクのノンアルコールのシャンパンと一緒に、まずはアミューズの白身魚のエスカベッシュをいただきます。玉ねぎを使ったしっとりタイプのフォカッチャも美味しく、お料理への期待が高まります。

1品目は、「十和田産ひめますのマリネ カリフラワーライスと黒ニンニク添え」。
十和田湖の清らかな水で育てられたヒメマスの身はベビーピンクの色が美しい。口に含むと思ったより厚みがあり、ホワイトバルサミコでのマリネートにより、スッキリした綺麗なお味。お皿に花びらのように描かれたサフランソースと黒ニンニクのソースを少し添えると、香と味わいがグッと世界が深まります。

2品目は、「青森産真鱈のムニエル 十和田産ごぼうのピューレとブールノワゼット」。ほんのり酸味のある焦がしバターでソテーされた鱈は身がふわりと柔らかく、舌触りも滑らかなごぼうピューレを合わせるとマイルドで深い味わいに。ごぼうスライスのフリットでコクをプラスしたり、長ねぎのソテーの優しい甘さと一緒に味わったり、味わいは千変万化。あまりに美味しくお料理されていて、「鱈が喜んでる!」と思ってしまいました(笑)

3品目は、「青森産ガーリックポークのプレゼ 十和田産りんごを使ったシードルソース」。ガーリックポークはフォークをそっと入れるとホロホロとほぐれるまで煮込まれていて、実は苦手な脂身も、クセがなく美味しくいただきました。りんごとシードルの甘めソースと相まって、口の中がまったりとした美味しさに包まれて、あぁ、幸せ^^

この時点で既におなかいっぱいなのだけど、デザートはやはり別腹(笑)。暖かいガトーショコラとピスタチオアイスも、美味しくいただきました。

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ベルギーの三つ星店をはじめとしたヨーロッパで修行を重ねた同レストランの鏡智行シェフと、最後に少しお話させていただきました。十和田産食材をここ数年使っているということで、味わいがしっかりしているひめますやポーク、土作りからこだわって丁寧に作られている野菜類は、お客様にも大変好評とのことでした。

ロゼットでは3月末まで、青森県産食材を使った「十和田湖和牛モモ肉ロティ ソースマデラ、山葵オイル、山葡萄塩」「風間浦鮟鱇と渡り蟹のブイヤベース」を提供しています。

十和田食材の特徴、美味しさを良くご存知の鏡シェフのお料理、これからの歓送迎会や入学・進学のお祝いの席などで、ぜひ味わってみてご賞味ください。

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JA十和田おいらせ農協のサイトから、ごぼう、長ねぎなどが購入できます。
http://www.jatowada-o.or.jp

「十和田湖ひめます」については、十和田湖増殖漁業協同組合のサイトをご覧ください。
https://www.towadako-gyokyou.com

(編集部・小畑)

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