【あおもりフォト】012.高さ5.5メートル! 竹馬で収穫する農産物とは!?
さて、この写真はとある農作物の収穫風景です。とてつもない高さの、竹馬のような器具を使っている方がいます。
なんと竹馬の長さは5メートルもあり、高所で作業する方の目線はおよそ5.5メートル。鎌でバサリバサリと伸びたツルを刈り取って、下に落としていきます。
これは三戸町で始まった、ホップの収穫作業の様子です。
ホップはビールの原料に使われているということで、名前を聞いたことがあるかと思いますが、どのような形状なのか、ご存じない方もいるのではないでしょうか。
左がホップの実。右のようにネットの上に落とし、それを運んで乾燥させ、出荷していきます。
収穫した農家さんによると、今年は雨と低温のため、作業がやや遅れて9月1日からの収穫となりましたが、作柄・収量は例年並みとのこと。畑には青々としてやや酸味がかったような爽やかなホップの香り(新鮮な国産ホップを使った限定ビールの香りそのままです!)が漂います。
県内では三戸町と田子町でホップが生産されていて、それらは農協を通じて大手のサッポロに出荷されるそうです。例年だと10月以降、このホップを使った限定ビールが店頭に並ぶようなので、今からその時が楽しみですね!
(編集部S)
収穫風景の動画も撮ってみました。ご覧になってみてください。