首都圏から青森を応援する! つながる青森meeting!
【つながりましたレポート】
去る平成29年2月25日(土)、東京・神田の「全国うまいもの交流サロンなみへい」を会場に、あおもりっていいなぁ交流会「つながる青森meeting!」を開催しました。会場は定員を上回る42名の方が参加し、スタッフも入れると超満員という嬉しい状況になりました。
第1部では、「青森を応援する!」をテーマに、青森県の資源を生かした新展開を目指す皆さんが、来場した参加者の皆さんにショートプレゼンを実施しました。来場して想いを直接伝える方、青森からネット中継でお伝えする方、それぞれに熱い想いをぶつけていただき、会場からは「へぇ~」「そんな取組を!」「面白い取組!」などの声も上がっていました。
それではプレゼンしていただいた皆さんの取組について、簡単にご紹介します。
①MamMum 岩城美果さん(南部町)
食用菊の里の復活を目指し、菊の加工品を開発。菊の消費を増やすことで生産量拡大に結び付けたいと考えておいでで、地元出身者に取組を後押ししてほしいとPRしました。
会場からは、自らの飲食店での提供のご提案や、販路のご紹介などの提案をいただきました。
②在京あおもりわげもの会(首都圏) 赤坂優実さん
青森のために何かしたい、生まれ故郷の特産品を自信を持って紹介したいという思いから、自ら資金調達し、カタログギフト「青森県のギフト」を開発。完成に至るまでのストーリーを紹介して、カタログギフトの購入・活用を呼びかけました。
会場からは結婚式の引き出物に使いたい、実際に使ってみたいなどのお声をいただきました。
③「田園」未来を築く会(田舎館村) 小野正幸さん
「田んぼアート」を考案するもとになった、弥生時代以来の稲作文化を受け継ぎ、景観を後世に残すため、低農薬栽培や自然乾燥を取り入れた「田んぼオーナー制度」について説明し、参加を呼びかけました。
会場からは、都内の住環境に合わせて小分けにした配送をするアイディアが提案され、実際に後日お申込みした方々もいらっしゃるとのことです。
④小川原湖しらうお研究会(東北町) 蛯名正直さん
国内で唯一のシラウオ活魚の出荷技術を活かした普及策を一緒に考え、日本一の産地である小川原湖の知名度を高めたいとPRしました。
シラウオをめぐる歴史の解説では、会場から一番多く「へぇ~」が上がったほか、飲食店でシラウオの提供したいとのご提案もいただきました。
⑤田子町地域おこし協力隊 筒崎靖史さん
地元でジュネと呼ばれる「エゴマ」の栽培に取り組んでおり、その加工品を取り扱ってもらう販路開拓の支援を呼びかけました。
会場からは、買い求める方法などが質問されたほか、PRへの協力の提案や健康効果を前に押し出す売り方の提案などがありました。
⑥下北半島食べる通信 園山和徳さん
下北半島の四季を彩る旬の食材と、関わる人のストーリーを伝える食べ物付き情報誌「下北半島食べる通信」についてご紹介したほか、当日のメニューに使われている下北半島の食材について解説いただきました。
会場からは、食材に対する質問等のほか、参加者の知人の飲食店への食材紹介などの提案がありました。
そして第2部の「青森のメェもんを楽しむ!」では、下北の旬の食材を中心に、王道の食材あり、郷土料理あり、懐かしのソウルフードありのメニューに舌鼓を打ちました。
- 菊やシラウオ、ホタテや八戸前沖サバを使った前菜6種盛り
- 下北産の寒平目や海峡サーモンのおつくり
- 大鰐産シャモロックのロースト
大盛況のうちに終わった「つながる青森meeting!」。平成29年度も首都圏で交流会を開催していきますので、今回のイベントが気になった方は、ぜひご参加ください。一緒に青森を応援する方策を考えましょう!

最後は「あおもりポーズ」で記念撮影!
(編集部S)