【あおもりニュース@東京】 3/6まで弘前の縫製技術が光る洋服、原宿で販売
東京・原宿の「ラフォーレ原宿」で3月6日まで、弘前市内の縫製企業4社が、世界的なファッションの専門学校「エスモード ジャポン」(本校・パリ)と連携して製作した洋服を販売する期間限定ショップがオープンしています。
高級衣料品の製作を得意とする工場が集積している弘前市。国内唯一で最大の高校生のファッション全国大会「全国高等学校ファッションデザイン選手権大会(通称:ファッション甲子園)」を開催している縁などから、本年度、産学官が連携して同校とプロジェクトに取り組んできました。
エスモード東京校の2年生が、「HUMAN」「WEAR ART」をテーマに、10〜20代向けのジャケット、スカート、パンツなど200点以上をデザイン。弘前市の、サッシュ弘前、アルファーソーイング、ワークス、センチュリーテクノコアの4社が縫製を担当しました。
ラフォーレ原宿のお店の来店者層をリサーチしてから、ロングジャケットなどをデザインした女子学生は、「弘前の工場の方の縫製はとても綺麗。見えないところまで丁寧に作られていて、プロの技に感心しました」と話していました。
展示販売初日の1日には、サッシュ弘前の方々が会場を訪問。パンツの縫製を担当した阿保さんは、「デザインが斬新で、日ごろの縫製とはかなり違うラインを縫ったり、残布を組み合わせるため扱ったことがない素材を縫い合わせる事が難しかった。でも、完成した製品が並んでいるのをみると感動です」と、笑顔で話していました。
(編集部・小畑)