私の好きなあおもり

【ナニコレあおもり】003.大王? いもくじ?

これって何ですか? お盆の時の落雁(らくがん)じゃないんですか?

 

津軽衆には馴染み深い駄菓子「大王当て(通称:大王・だいおう)」や「イモ当て(通称:いもくじ)」。県外はおろか、県内他地域出身の方に見せても、確実に「ナニコレ?」という反応が返ってきます。

 

落雁のように見える左の写真が「大王」。餡で作られた「練り切り」という生菓子です。右は「いもくじ」。イモに見立てた餡をドーナツ生地で包んだお菓子です。

 

こちらは二つとも、くじを引いて食べられるお菓子の大きさが決まるという、ちょっと変わったくじ付きお菓子。津軽出身の方は幼少のみぎり、小銭を握りしめて近くの駄菓子屋でトライしては、一喜一憂した思い出のある方も多いのではないでしょうか。

 

 

津軽では昔から「当物(あてもの)」というくじ引きお菓子が人気で、「大王」は戦前から、「いもくじ」は昭和40年ごろから発売になった人気商品です。このほかにも、「あん玉」「糸引き」などもあるそうです。

 

最近は写真のようなお土産版も出ていて、他地域出身の同僚や、県外へのお土産としても、話が盛り上がりました。コミュニケーションツールとしても注目の「大王」「いもくじ」。津軽へお越しの際は、一風変わったお土産としてみてはいかがでしょうか。

(編集部S)

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