津軽地方の各地では、新年の無病息災や五穀豊穣を祈願して、年末年始に「裸参り」という行事が行われます。ふんどし姿の男衆が冷水で体を清めた後、重さ100キロ以上ある大しめ縄や俵などを神社に奉納する伝統行事です。
写真は毎年、大晦日に五所川原市飯詰で行われる「飯詰稲荷神社裸参り」(撮影は2009年、2010年のもの)。
350年以上も続く伝統行事です。
雪が降りしきる中、行われる神事
雪が積もり今にも凍りそうな桶
冷水で身を清める
体を清めた後、奉納物を担いで飯詰稲荷神社へ
神社では履いていたわらじも奉納
最後にはミカンが配られる
鳥居に飾られたしめ縄と俵
(写真家 伊藤圭)
関連記事