【メディアdeあおもり】ソトコト2017年2月号が青森りんごの産地を守る取組を掲載!
「青森=りんご」。
青森県人のみならず、このイメージは全国の皆さんお持ちかと思います。ですが、そのりんご生産地が、深刻な後継者不足を抱えていることをご存知でしょうか。平成27年の農林業センサスによると、青森県内で後継者がいる農家の割合は約45%。日本一のりんご生産量を誇る弘前市でさえ、例外ではありません。
個々の農家では、高齢化した農家さんが体力の衰えによってりんごを作れなくなり、りんごの木を伐採して生産をやめる、という現象ですが、これが地域単位では様相が異なります。廃業した農家さんが稼いでいた農業生産額が減り、その農家さんが買っていた分の資材や農薬が売れなくなり、その分の物流や市場の売り上げが落ち、りんごが売れたお金で飲み歩くことも減って繁華街の賑やかさが消え、それらはすべて、産地の経済や雇用に跳ね返ってきます。
産地を守るとは、地域の経済を守ることにほかなりません。
2017年1月5日(木)発売の「ソトコト2月号」では、その来るべき深刻な課題と向き合い、産地の未来を守る取組と、その課題に向き合うキーマンたちを紹介しています。そして一緒にその課題に対処し、りんご産地の将来を担うプレイヤーを求めています。
ソトコト編集部とのタイアップ企画として、1月27日(金)19時半から都内の神田C-Loungeで、ソトコトの指出一正編集長のナビゲートによる「青森暮らしセミナー 津軽のりんご農家のリアル編」を開催します。
さらに弘前のりんご農家とトコトン語り合う合宿ツアーを2月18日(土)、19日(日)に催行します。
追って本サイトでも情報発信しますが、まずはソトコト2月号をチェックください。
(編集部S)