【あおもりニュース@東京】

弘前市は、首都圏における移住相談窓口となる「ひろさき移住サポートセンター東京事務所」を10月7日、東京・有楽町の東京交通会館6階にオープンしました。

同センターは業務を移住サポートに特化している点が特徴。弘前市職員3人が常駐し、相談対応や情報発信を行います。

開所式では、弘前市の葛西憲之市長と野呂智子所長がサインプレートを設置。引き続き、葛西市長が挨拶に立ち、岩木山のふもとに広がるリンゴ園、隣接する白神山地など大自然に抱かれた街であり、400年の歴史ある城下町だということなどをアピールしました。

また、人口17万6,000人の街に六つの大学があり、人口10万人あたり440人の医師がいることを強調。「文化を享受しながら、大自然に抱かれた暮らしができるのが『弘前ぐらし』。移住を具体的に考える方の不安、障害を取り除いていけるようきめ細やかな相談対応をし、移住した方がハッピーになれるようサポートしていきます」と挨拶しました。

葛西市長は、「移住は増えているがまだまだ限定的。一人の移住から発生するエネルギーは街づくり全体に影響する。弘前で起業し、インキュベーションしてもらうなど、地元との良いマッチングもサポートしていきたい」とも語りました。

続いて、交通会館8階にあるNPO法人「ふるさと回帰支援センター」の見城美枝子理事長（青森大学副学長）ら来賓がオープンを祝いました。

同センターは応接スペースもあり、津軽塗のカウンターやこぎん刺しの壁飾り、打ち刃物の一輪挿し、ブナコ製品などを展示し、弘前の文化や手仕事、地場産業も紹介しています。

センターオープンに合わせて、10月8日（土）、9日（日）11:30〜17:30、東京交通会館1階のマルシェスペースで、弘前直送の野菜・フルーツを販売する「ひろさきマルシェ」も開催されます。（編集部・小畑）

■ひろさき移住サポートセンター東京事務所

・開所時間　月〜金曜日の9：00〜17：45、土日祝休み
　＊平成28年10月〜12月は土曜日もオープン
　＊事前予約により20時までの対応も可能
・電話　03-6256-0801
・FAX 03-6256-0802
・Mail hif-tokyo@city.hirosaki.lg.jp

弘前市移住ポータルサイト「弘前ぐらし」
http://www.city.hirosaki.aomori.jp/hirosakigurashi/
https://www.facebook.com/hirosakigurashi/