【つながりましたレポート】津軽vs南部 綱引き合戦の勝者は?
津軽と南部の藩境があった平内町と野辺地町の藩境塚(通称:四ツ森)で、去る7月30日(土)、「藩境塚綱引き合戦」というイベントが開かれました。
このイベントは青森県土地家屋調査士会が主催。かつて争いがたびたび起きた藩境を舞台に、境界紛争の根絶を目指す土地家屋調査士が、あえて「綱引き」を行おうと企画されました。
大会には両町のほか七戸町などから6チームが参加。トーナメント形式で争われ、決勝は県内各地から集まった藩境塚子供チームと、七戸町のはやぶさ・ドラキュラ合同チームが激突。
「子供相手に本気を出していいのか」という大人たちの悩みと優しさも手伝って、結果は津軽と南部の混成チームである藩境塚子供チームが優勝を飾り、両町の特産のホタテの貝殻で作ったメダルを獲得しました。
会場では、お互いの特産であるホタテや葉つき小カブなどが振る舞われ、終始和やかなお祭りムード。お隣同士でありながら、なかなか交流がなかったという両町。これを契機に、藩境を超えて相互の理解と共同のPRにつながるといいですね。
なお、大会終了後、平内町と野辺地町の職員によるガチンコ綱引きが行われ、今回は平内町が勝ったようです。これは…新たな因縁勃発の予感も…?
(編集部S)