都内の大学を卒業後、故郷の北海道で社会人経験を積んできた道産子２０代女子が、ひょんなことから２年間、青森県で暮らすことになりました。そんな彼女が見つけた、青森ならではの「ナニコレ」に、県民の先輩たちがお答えします。

 

 

どうしてラーメン屋さんのテーブルに醤油ダレがあるの？　ただでさえしょっぱいのに…

 

青森でラーメン屋さんに行くと、コショウの小瓶や箸立てと並んで、時々見かける写真のような醤油ダレ。中には出てきたラーメンに3周回し掛けするツワモノもいらっしゃるのではないでしょうか。
塩分の取り過ぎは体に悪いと分かっていても、しょっぱいものがおいしい。青森県民の端くれとして、よく分かります。
ちなみに厚生労働省のデータでは、青森県民の１日の平均食塩摂取量は、男性(20歳以上)が13.0グラムで全国2位。女性(同)は10.9グラムで5位（3、4位も10.9グラムです）と上位につけています。
全国平均は男性が11.8グラム、女性は10.1グラムなので、ともに１グラムほど多い計算です。北海道は男性が11.6グラム(29位)、女性が10.0グラム(26位)と全国平均より下。青森の料理がしょっぱいと感じるのも、ある意味仕方がないのかもしれません…

（編集部Ｓ）