【あおもりイベント@東京&青森】2018/5/1(火)〜6(日)@東京、5/27(日)〜6/3(日)@青森、渡辺源四郎商店が『イタコ演劇祭』
- 開催期間
- 2018年5月1日(火)〜6日(日)@<東京公演>ザ・スズナリ、2018年5月27日(日)〜6月3日(日)<青森公演>渡辺源四郎商店しんまち本店2階稽古場
- 開催時間
- 19:30、17:00、14:00、12:00の回があります。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
- 場所・会場
- <東京公演>ザ・スズナリ、<青森公演>渡辺源四郎商店しんまち本店2階稽古場
- 入場料・参加費
- 一般当日:3,500円 学生当日:2,300円 高校生以下当日料金:500円 *詳しくは公式サイトをご確認下さい
- 主催
- 渡辺源四郎商店
- お問い合わせ先・その他
渡辺源四郎商店しんまち本店
〒030-0801 青森県青森市新町1−10-16
TEL:080-1269-6158
青森市を拠点に活動を展開している劇団、渡辺源四郎商店が「イタコ」をテーマにした2本の芝居を上演する『第1回なべげんイタコ演劇祭』を東京と青森市で開催します。
同商店の作・演出を担当する畑澤聖悟さん、工藤千夏さんがそれぞれのテイスト、演劇観で作り上げた“二つのイタコの世界”を、俳優陣が総出演で演じます。
<東京公演>2018年5月1日(火)〜6日(日)ザ・スズナリ
<青森公演>2018年5月27日(日)〜6月3日(日)渡辺源四郎商店しんまち本店2階稽古場
『いたこといたろう』
作・演出:畑澤聖悟
出演:三上晴佳、林本恵美子
【あらすじ】
東北にある地方都市の自宅でイタコを営む女性。そこに、ひとりのいわくありげな女性が訪ねてくる。彼女は当 然のようにホトケオロシを依頼するが ・・・。
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『愛とか死とか見つめて』
作・演出:工藤千夏
出演:山上由美子、工藤良平、音喜多咲子、奥崎愛野、佐藤宏之、野倉匡泰、畑澤聖悟、末安寛子/木村知子(ダブルキャスト)
【あらすじ】
父親の訃報を受け、都会で暮らす息子が東北のとある町に帰省する。遺言の類は何もない。イタコと称する女性の言葉を頼りに、息子はその通り行動を始めるが・・・。
- 稽古風景。店主・畑澤さん(右)さんも出演する
- 出演する俳優陣
●店主・畑澤さんの言葉は、こちら(公式サイトより)。
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第1回なべげんイタコ演劇祭に寄せて
青森県には「イタコ」と呼ばれる民間の巫術者がいる。イタコは死者の霊を自らに憑依させてその言葉を語る。これを「ホトケオロシ」もしくは「口寄せ」という。これがインチキなのかそうでないのか。そんなことはどうでもいい。人はしばしば死者の姿を見、声を聞く。私はタイで死にかけた時(食あたり)、枕元で亡父の声を確かに聞いた。幽霊もあの世もUFOも信じない私であるが、あれが空耳だったとは思わない。イタコを通して死者の声を聞き、癒やしを得る人々が後を絶たないのが事実なら、他に必要なことがあるだろうか。
渡辺源四郎商店は今回、イタコにまつわる二つの物語を上演する。これが演劇による癒やしだ、などと大それた事は言わない。今まで何度か題材に取り上げてきた我が郷土の愛すべき呪法について、再び考えを巡らすべき時が来たように思うのである。どうぞお楽しみ下さい。
渡辺源四郎商店店主 畑澤聖悟
詳しくは、公式サイトをご覧ください。
http://www.nabegen.com
(編集部・小畑)