あるある!あおもり

Chapter09『大晦日・元旦』

元旦でなく大晦日にごちそうを
食べるのが“青森スタイル”

 

年越しに食べる料理

煮しめ(県内全域)

人参、ごぼう、フキ、ワラビ、ネマガリダケ、しいたけ、焼き豆腐などが主な具材。ツブ貝を入れる地域も。煮しめと同じような具材を甘塩っぱくした「うま煮」(三戸町)、さつまいもを加え片栗粉でとろみをつけた「煮こもり」(おいらせ町)などのバリエーションも。

寿司(県内全域)

にぎり寿司の他、魚に塩をまぶし、ご飯、麹とともに漬け込んだ飯寿司をふるまう地域も。飯寿司は、「なれずし」とも呼ばれ、鮭とネマガリダケや、西北地域ではハタハタ、ホッケ、ニシン、小鯛、ボラなど、上北地域ではイワシやウグイなどが使われる。蒸したもち米に赤じそやキャベツ、キュウリを混ぜて漬けた「すしこ」もこの仲間。

茶碗蒸し(県内全域)

 

刺身(県内全域)

中南、西北、下北、三八地域では「タコの刺身」を食べ、東青、中南、西北地域では真っ赤な「酢ダコ」が縁起物として好まれる。

なます(下北地域の一部を除く県内全域)

大根と人参の「紅白なます(源平なます)」、鮭の頭の軟骨を使った「氷頭なます」や、サメの頭や身などを茹でて、酢味噌と大根おろしで和えた「サメのすくめ」(サメなます)など。

ナマコ(県内全域)

子あえ(上北地域の一部を除く県内全域)

煮あえっこ(下北地域)

 

aru14-01

年越しに食べる汁物

けの汁(東青・中南・西北地域)

津軽の七草粥ともいわれる。女性が小正月をくつろぐための作り置き料理で、栄養豊富な保存食にもなる。

のっぺい汁(八戸市)

すまし汁に擦ったとろろと絹ごし豆腐を入れる。来年も粘り強く健康でいられるようにとの願いを込めて、大晦日に食べる。

タラのじゃっぱ汁(西北地域)

くじら汁(津軽海峡・太平洋沿岸の地域)

八杯汁(下北地域)

なべこ団子(七戸町)

いちご煮(八戸市)

 

もっと詳しく!なるほどリサーチnaruhodo2

年越しの食卓には、カニ、ぶりこ(ハタハタの卵)、数の子、カレイ、カスペやカスベと呼ばれるエイの煮付けなども登場します。ぶりこは、昔は手軽に安く手に入る食材でしたが、いまは高価になり、ごちそうの仲間入り。その他、松前漬けやマグロ(大間町)、アワビ(むつ市)、棒たらとネマガリダケの煮付け(西北、中南地域)、赤飯(蓬田村)、あんこ餅(外ヶ浜町)など、各市町村独特の食材や料理も。
また、なますに甘みとしてみかんや干し柿を加えたり、煮しめのだしを増やして汁物にするなど、工夫をこらしたものが多くあります。

本文ここまで
ページトップへ