私の好きなあおもり

【あおもりびと発見!】自信を持ってふるさとを紹介できるカタログギフト

在京青森わげもの会 赤坂優実さん(十和田市出身)

 

青森県産を選んでもらうことで、地元を応援

在京青森わげもの会の中心となって「青森県のギフト」を作った赤坂優実さん(右)と前橋史子さん

今年1月、青森県産品を選んでギフトとして贈ることができるカタログギフト「青森県のギフト」の販売が始まりました。このギフトを企画段階から担当した「在京青森わげもの会」の赤坂優実さん(千葉県在住)にお話を伺いました。

 

—青森のカタログギフトを企画したきっかけは何ですか?

赤坂:「在京青森わげもの会」の有志メンバーで集まり、青森のために何ができるか考える中で、青森の特産品を広く知ってもらうためにギフトをつくれたらいいよね、と何度か議論を交わしたことです。自分が生まれ育った土地の空気、文化、そして生産者の愛が込められたものを自信をもって友人に薦められるものを作りたいと。ふるさとの魅力を一番伝えられるのは、その土地に生まれ育った人にしかできないことですよね。

 

「在京青森わげもの会」は、青森のことが好きだったり同郷の繋がりを求める青森出身のわげもの(若者)を、ゆるく繋いでいこうと発足した団体です。有志で話し合い、「地元ギフト」の製作で実績のある株式会社「地元カンパニー」さんに協力いただくことにしました。2015年1月から準備を始め、資金についても「地元カンパニー」さんが運営するフォーマットを活用してクラウドファンディングに挑戦し、予想を上回る60万円以上もの資金を調達できました。

 

県産品を出品いただく候補企業はピックアップしていませんでしたが、何とかできるだろうと思っていました。でも、私を含むメンバー数人は普段、首都圏で仕事をしているので、それぞれがプライベートな時間を割いて青森の出品企業を開拓しなければなりません。帰省して活動する時間は限られており、交通費などの経費も自腹なのできつく、そもそもギフトの趣旨や「在京青森わげもの会」の説明などを候補企業の担当者様にうまく伝えることもできず、開拓活動は難航し、気がつけば1年が過ぎていたのです。事前準備の甘さが招いた結果でした。

 

—そのピンチはどうやって切り抜けましたか?

赤坂:2016年1月からは、青森に縁や繋がりを多く持ち、私たちの企画に賛同してくださる県内の皆さんに、青森での情報収集や企業開拓に繋がる活動をサポートしていただけることになりました。その結果、帰省時に効率的に企業を回って出品を依頼できるようになり、商品点数にも目途がつきました。お陰様で、クラウドファンディングによる資金調達の準備を始めてから2年となる今年1月、ようやく「青森県のギフト」の販売を開始することができました。皆さんからお預かりしたお金と託された想いをカタチにできて本当に良かったです。感無量です。

 

想いをしっかり伝えることが大事

—活動を通じて思い出に残っていることはありますか?

赤坂:ある企業の担当者様にお手紙を書いたことです。この企業からは、青森での活動をサポートいただいている方に段取りを取っていただき「出品してもいいよ」ということになりました。でも、サポートいただいた方から「わげもの会のことや、何のために今回のギフトをやりたいのか企業側によく伝わっていない。想いをしっかり伝えたほうがいい」とアドバイスをいただいたのです。お電話することも考えましたが、ここは手紙のほうが気持ちが伝わるのではないかと考え、直筆でやる気や想いを綴ってお送りしました。結果、企業の担当者様にその想いが届き、出品を快諾していただけたのです。想いが伝わったことが本当に嬉しかったです。

 

—ギフトの内容について教えてください。

赤坂:冬に雪の下から収穫される深浦町の甘いブランドにんじん「ふかうら雪人参」を使用したセイリングさんのビーフシチューとミネストローネのセット、五所川原市金木の中谷食品さんが作っている、地元で愛される焼肉のタレと丼タレと黒にんにくのセット、大鰐町より特産地鶏青森シャモロックを使った鍋セットなど、8商品からひとつを選ぶことができます。

 

—わげもの会の今後の活動について、お話ください。

赤坂:今年1月に大手町で開かれた各ネオ県人会(各地に縁やゆかりのある若い世代が中心となった会)が集まる「出身地Day2017」で、「青森県のギフト」の取り組みについて、苦労話なども織り交ぜながらアピールさせていただきました。「青森県のギフト」は、カタチになった今が新たなスタートです。一人でも多くの方にご利用いただけるよう情報を発信して知っていただき、ご利用いただけるよう活動していきます。

 

今回の取り組みで、首都圏にいて青森県内の企業様、生産者の方を応援する時には、「熱い思い」だけでは現実的な動きにはつながらないこと、情報を集め、時間や距離の制約をきちんとクリアする方法も考えた上で取り組まなければいけないことを身をもって体験しました。この経験を糧に、首都圏で青森をもっとアピールし、青森をリアルに応援する活動を進めていきたいです。

 

編集後記:青森を想う熱い気持ちに共感
仕事以外の時間を使い、苦労しながら「青森県のギフト」をカタチにした赤坂さん。本当にお疲れ様でした。お話を伺う中で、「青森を何とかしなければ」と考える彼女の熱い想いに触れることができました。同じく青森を想う人間として、これからの赤坂さんのますますの活躍に大いに期待しています。けっぱっての~!

(青森を学び考える会・嶋中泰彦)

在京青森わげもの会
https://www.facebook.com/wagemono/

「青森県のギフト」
https://gift.jimo.co.jp/contents/okuru/aomori/

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