あおもりのイベント

主に首都圏等で開催されるイベントを紹介します

【あおもりイベント】2018/7/7(土)〜9/2(日)、「和のあかり×百段階段2018」展@目黒・雅叙園の闇に、ねぶたとこぎんの灯りが浮かぶ❗️

開催期間
2018年7月7日(土)〜9月2日(日)
開催時間
月〜木曜 10:00〜17:00(最終入館16:30)金・土・日・祝および8月13〜17日 10:00〜20:00(最終入館19:30)
場所・会場
ホテル雅叙園東京(東京都目黒区下目黒1-8-1)
入場料・参加費
当日券1,500円 学生800円(税込み)※小学生以下無料
主催
和のあかり実行委員会
お問い合わせ先・その他

ホテル雅叙園東京
TEL 03-3491-4111

東京都有形文化財である木造建築「百段階段」に、全国の「明かり」を使った伝統の祭りや工芸品、アート作品などを展示する「和のあかり×百段階段2018 〜日本の色彩、日本のかたち〜」が7月7日(土)から、東京都目黒区のホテル雅叙園東京で始まりました。

4回目の今年も、メイン企画の一つとして青森の「ねぶた」が、豪華絢爛な室内の装飾や天井絵に彩られる「漁樵(ぎょしょう)の間」に展示されています。青森ねぶたの流派の違う立田龍宝さん、北村春一さん、手塚茂樹さんという3人のねぶた師による合作で、テーマは「竹取物語」。目黒がかつて竹の子や竹産業で栄えた土地だった事などから着想を得て制作した「かぐや姫」「帝」「武士」が、室内右手の壁に描かれた平安貴族の雅びやかな絵と呼応しながら、鎮座しています。また、黒く反射する台座にねぶたが反転して映り、まるでねぶた祭「ナヌカビ」の“海上運行”で海面にねぶたが映っているようでもあります。

*6月に行われた関係者内覧会の様子はこちら

ねぶたの他にも、今回は青森関連で、こぎんデザイナーの山端家昌さん(おいらせ町出身、東京都在住)がこぎんをモチーフにした三つの作品を展示しています。

階段を上がって最初に訪れる「十畝の間」には日本画家 間島英徳さんが描いた作品とともに、藍色の地にツリー状に積み上げた白いこぎん模様が浮かび上がる屏風「雪夜小巾樹屏風(ゆきやこぎんじゅびょうぶ)」が展示されています。同じ部屋の一角では、乳白色のアクリル板をこぎん刺し模様の糸の動きを立体彫刻のように組み上げたランプシェード「こぎんのあかりー重ね井戸枠ー」も、白いあかりを放っています。

また、アート集団「ミラーボーラー」が華やかな灯りのインスタレーションを展示している「草丘の間」にも、「テコナコ(蝶々)」「ダンブリコ(とんぼ)」などのモドコを小さなキューブに彫り込んだ「こぎん行燈ー自然ー」が穏やかな、小さな灯りを呈示しています。

 


この他、デザインや職人、テクノロジーなどをテーマに約1,000点の作品が展示されています。展示はすべて撮影もOK。暗がりに浮かぶ様々な灯りをぜひ体感してみてください。

(編集部・小畑)

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